里川プロジェクト第3回プログラム実施

雨の中、昆虫探しに歓声

何がいたのかな?
何がいたのかな?
6月9日(土)、朝から雨模様でしたが、第3回のプログラムを敢行。参加者は申し込みされた方の3分の1、18人ほどでしたが、雨をものともしない昆虫好きの子どもたちは、喜々とした表情で積極的に活動しました。

今回は、荒川河川敷に棲む代表的な昆虫を探そうという企画。初めて参加者のみなさんとともに行う調査プログラムです。

目を凝らしてよく見ると、都会の河川敷にも多種のバッタやキリギリスがいることがわかります。子どもたちばかりか、大人からも「見つけた〜」「やったぁ」と歓声が。

探索のあとは、配布された「小松川自然地 バッタ・キリギリス調べ2012図鑑」と見比べながらの「同定(どうてい)」。「同定」とは、生物の分類上の所属を決定すること。他にも、カタツムリのウスカワマイマイ、トカゲの仲間・ニホンカナヘビ、クモの一種・ハナクモなども見つかり、講師の話を熱心に聞いていました。

この日は、江戸川区民ニュースのカメラ取材もありました。7月1日から各区民施設で映像が流れますので、チェックしてみて下さい。

里川プロジェクトでは、夏休み期間中の個人参加型イベントも企画中。それぞれご都合のいいときに小松川自然地に出向き、事前に提供するマニュアル・図鑑に則って昆虫を採集、そのデータや写真をメール送付していただき、自然地の生態調査としてブックレットにまとめるものです。夏休みの自由研究にもご活用いただければと思います。地域住民で都会の河川の多様な生物を守っていきましょう。