「政治を変えれば 生活はよくなる」前明石市長 泉 房穂さん基調講演

政治に偶然はない!すべてを見込んで実践すること!

1月30日(火)東京・生活者ネットワークの新春のつどいが開催されました。基調講演は、前明石市長の泉房穂さんです。今、政治とカネの問題でTVやマスコミで見ない日はないほど忙しくされているなか、私たちのために駆けつけてくださいました。

冒頭「今はほとんどの講演依頼を断っているが、ここには来たくてきました。何故なら、ここには可能性があるから。」と力強いメッセージがありました。また「選挙に参加するだけでは意味はない、出るからには当選しなければならない。」と前置きがあり、独特の軽快な関西弁でのトークが始まりました。

今回のテーマは「政治を変えれば 生活は良くなる」、明石市長として取り組まれたまちづくりについてです。市長選挙においては、政党や各種団体などの支援はいっさいなく、大勢の市民こそが支援者となるという、強い意志をもって立候補、わずか69票の差で当選。

当時の明石市は人口減少の一途をたどり、駅前や商店街は見る影もなく寂びれ、市の財政は破綻しているという厳しい現状がありました。まずやったことは、駅前開発の計画中止、まちの好循環の流れをつくるための施策は「子どもにやさしいまち」「子育てしやすいまち」、駅前には市民が最も望んだ図書館を作り、蔵書はこれまでの倍にし、隣には大きな屋内ひろばをつくり、子どもたちや大人までがさまざまな活動ができる場にしました。

医療費、保育料、おむつ、給食費や遊び場の無料化をすすめ、家計で浮いた分が外食などに回るという好循環を予測。これだけに限らず次々と「明石発」の施策をすすめていき、現在は市民の満足度が全国1位、中核市の人口増加率全国1位となっています。

「お上(おかみ)」意識からの脱却「子どもや市民が一番」「国を待つことなく 明石から始める」「明石だけでなく 明石から全国に広げる」12年間こうしたことを貫いてきた実績を語られた45分間でした。

自治体においては、首長と議員は立場や権限は大きく違いますが、向いている方向は「市民」であることが大事。生活者ネットワークのスローガン「大事なことは市民が決める!」確信をもって、しっかりとすすめていく力をいただきました。