8月4日 原水禁 親子スタディツアー 広島 1日目

平和記念公園から原爆ドームを見る

原爆ドームと本川小学校の視察のあと、平和公園内の碑を巡りました。

原爆の子の像

「貞子の像」としてよく知られている「原爆の子の像」像の下の石碑には「これはぼくらの叫びです。これは私たちの祈りです。世界に平和をきずくための」という文言が刻まれています。ロシアとウクライナの戦闘が続いている今こそ、このことばの重みを心から感じます。

韓国人原爆犠牲者慰霊碑

原爆供養塔の横にある千羽鶴の奉納の場所で東京から持ってきた千羽鶴を奉納したのち、韓国人原爆犠牲者慰霊碑へ。死者の霊は亀に載って昇天するという故事にちなみ、台座は亀をかたどったものになっていました。当時の広島には、強制労働などで数万人もの朝鮮人の方々が住んでおり、大勢の人たちが被爆したのだそうです。

最後は、リニューアルした平和記念資料館へ。以前、視察した時には、もっと強烈な印象を持ったように思いますが、現在は、原爆はどういうものかという導入から、被爆者の証言ビデオを閲覧できるコーナーや広島の歴史など視覚に訴えるような展示になっていました。

1日目の最後は、原水禁世界大会への参加です。ここで93歳の切明千枝子さんの被爆者証言をお聞きしました。川を隔てたところでの被爆だったので、何とか生き延びられたのだそうです。広島は軍港だったので、宇品の港から戦うために船に乗る大勢の兵隊を見たのだと言います。乗船したのは兵隊だけではなく、馬や犬、通信用の鳩など多くの動物が積まれていったが、動物たちは帰ってこなかった。向こうで、いろいろなことに使われたり、食料にされたりしたのだろうと思うとおっしゃっていました。戦争の話で、動物のことなんてと言う人もいるかもしれないけれども、戦争は人間だけでなくありとあらゆるものを不幸にする、あんなことは絶対にしてはいけないと強くおっしゃっていました。また、高校生1万人署名活動実行委員会を担っている高校生平和大使の活動報告などもありました。平和大使の1人が話していた「核は抑止力にはならない。核があったら怯える。それは本当の平和ではない。私たちは微力だけれども無力ではない!」ということばにエネルギーをもらいました。