子宮頸がんワクチン接種の中断・中止を厚労大臣に要請~橋下発言の撤回と謝罪を求めるアピール活動も

新宿駅西口での駅頭アピール活動で、司会を務める新村いく子。左で手を振るのは、小松久子杉並区議。

 17日(金)午後、東京・生活者ネットワークは、参議院会館にて、厚生労働大臣あてに、子宮頸がんワクチンの中断・中止を求める要請を行いました。参加したのは、東京ネットの運営委員でもある江戸川ネット・新村いく子をはじめ、都内16の生活者ネットワークの議員ら総勢22名。

 厚労省の担当者を前に、新村いく子は、任意接種の時には明記されていた、7年から8年程度というワクチンの効果年数が、4月から定期接種になったことで、江戸川区では削除されてしまっていることを指摘。引き続き、自治体に対し、正確な情報を提供するよう指導すべきと意見を述べました。

 大臣への要請活動の後、場所を新宿駅西口に移し、子宮頸がんワクチンに関わる要請活動の報告と、日本維新の会共同代表で大阪市長の橋下徹氏に対し、発言の撤回と謝罪を求めるアピール行動を行いました。

 自民党が政権に復帰して以来、右傾化を危惧する声は海外にまで広がり、近隣諸国との摩擦も大きくなっています。

江戸川区の現状を説明する新村いく子(中央)。右端は大河原まさこ参議院議員。

加えて橋下氏の一連の言動は、いくら弁解したところで、日本人にとっても、世界の人々にとっても決して受け入れられるものではありません。

 生活者ネットワークは、強く抗議していきます。