問)今、区には「洪水ハザードマップ」、「地震防災マップ」があり、被害状況によって避難の仕方が異なっている。今回、地震と水害という複合的災害のための避難計画という第三の計画を作る予定だが、区民の混乱を避けるため、一本化した避難計画を策定しては?
答)災害の種類が違うので、一本化は大変難しい。災害対策の検討委員会を設置するので、そこでいろいろ検討したい。
問)一次避難所である小中学校に、前もって地域ごとの避難先を原則として振り分けておき、普段から周知徹底しておいてはどうか?
答)あらかじめ決めておくことには良いところも悪いところもある。決めて おくことを今のところは考えていない。
問)学校を避難所にするにあたって、各校に毛布・食料など備蓄品を備えることになっているが、スペースにゆとりのない学校への対応はどのように考えているか?
答)できるだけ早く進めたい。
問)避難所運営について、更衣室や授乳室など、あらかじめ必要とわかっているものは、避難所開設のマニュアルに組み入れておくべきだが、いかがか?
答)気仙沼への支援に職員を派遣したことで、現地の避難所の様子などを知ることができた。更衣室などのスペースもあった。
問)地域の意見を取り入れながら、共通の基本的なマニュアルを作っておくべきだが、女性参加で避難所運営マニュアルを作成することについての見解は?
答)マニュアル作りに女性を加えることは必要。
問)全国の基礎自治体で3番目に多い25000人以上の外国人住民が住んでいる江戸川区において、防災無線、ホームページ、ラジオなどのメディア、携帯電話のような情報ツールの多言語による情報伝達が必要だと考えるが、いかがか。
答)多言語化はすすめていく。