篠崎ビオトープにて生き物調査を行いました

江戸川の河川敷につくったビオトープ
江戸川の河川敷につくったビオトープ
秋晴れの下、昨年につづいて、篠崎ビオトープでの調査活動を実施しました。
 江戸川ネットと地域で活動をともにしている運動グループが主催し、ビオトープの管理運営を担っている「みずとみどりの寺子屋」の協力を得ることができ、さらに環境省、国交省の調査ともタイアップという贅沢な調査になりました。参加者もおとな、子ども合わせて30人以上にもなり、特に子どもたちが昆虫採集をしたり、水生生物にくぎづけになっている様子に、自然があることの大切さを再認識させられました。
 昨年、7月12日にオープンした篠崎ビオトープでは、1年たった今、自然が豊によみがえり多くの生き物たちが生息していました。今年の生き物調査は、植物・昆虫・鳥類と水生生物を対象にしたものです。指標にはない植物の中には、今にも絶滅しそうな植物を集めたレッドデータの中にあるもの(タコノアシ、ゴキヅル、カワラニンジンなど)がいくつも見られました。
 
 江戸川ネットは、毎年行われている荒川クリーンエイド(荒川のゴミ調査、水質調査)にも主催団体として参加しています。荒川、江戸川と2つの大きな河川に囲まれた江戸川区の環境の良さを発見できるチャンスでもあります。ぜひ、みなさんにも「地域再発見」の活動に参加していただきたいと思います。今年の荒川クリーンエイドは、11月8日(日)10時〜、船堀橋付近で行います。ご連絡お待ちしています。