第二回定例会が終わりました。 「緊急事態に関する国会審議を求める意見書」に反対しました。

タイトルだけ見ると国会審議を求めることはわるくないのではないかと思う方もいるかもしれません。コロナ禍や地震や台風による災害なども確かに緊急事態ですが、この発議には最後に「国会において緊急時における憲法のあり方について、建設的かつ広範な議論を促進するとともに、国民的議論を喚起するよう強く求めます。」という一文があります。緊急事態そのものに関する審議ではなく憲法のあり方についての議論を促すものです。国民主権を謳っている憲法は、国家権力が暴走しないように 制限をかけているものです。議論の方向によっては、国家を守るために国民の人権が奪われかねない状況を生み出すことにつながります。

意見書本文はこちら https://www.gikai.city.edogawa.tokyo.jp/voices/GikaiDoc/attach/Ik/Ik342_38%20kinkyujitainikansurukokkaisingi.pdf

江戸川・生活者ネットワークは、平和主義・国民主権・基本的人権の尊重の三原則はしっかりと守らなければならないと考え、反対討論を行いました。その内容はトピックスにあります。https://edogawa.seikatsusha.me/blog/2022/07/06/6962/