自動販売機調査① 地域に何台?

環境部会では、8月~9月のはじめにかけて、江戸川ネットと運動グループの地域協議会メンバーで自販機調査を行いました。

調査はまちに設置されている自販機の状況を、江戸川区の9つの地域について調べました。自販機の下のほうに貼ってあるシールから消費電力量、扱っている商品の種類(缶、びん、ペットボトル)、リサイクルボックスの状態についてなどをしらべたのです。

自販機のプレートを読み取る

  • 一つのエリアですべての通りの自販機を調査したエリアに限りますが、西葛西駅に近い西葛西6丁目では、調査したエリアの中で一番多い116台の自販機があり、一番少ないのは西葛西5丁目で35台でした。住んでいる人の数や地域の特性(コンビニが多い、少ないなど)によって自販機の台数に影響があると思われます。

消費電力量では、年間消費電力量にかなりの差があり、一番多いのが、1990Kwh,少ないのは、330Kwhであり、これは最大に使用できる数値なので、実際の利用電気料とは違いがあるものの、自販機の製造年月日によって、あるいは省エネの仕組み利用具合によってかなりばらつきがあることがわかりました。今回の調査で平均すると年間851kWhでした。一般家庭の電力使用量は月に200~300kWhですから、1台の自販機で年間3~4家庭の電力を使っていることになります。

  • リサイクルボックスが設置されているところは、多くの場所が綺麗な状態であったものの、置かれていないところは自販機の横にボトルや缶、その他の家庭ごみなども放置されている場所がありました。

 

公共施設での自販機設置については、公園、親水公園、施設含めてほぼすべての公共施設に1~2台設置されています。区内公共施設では96ヵ所に157台が設置されています。

アンケートについては②で → https://edogawa.seikatsusha.me/?p=7064&preview=true