新しい年の始まりです。

2017年は、2度の選挙を通じ「政治を他人まかせにしない」ことがいかに重要かを改めて認識した年でもありました。

7月に行われた都議会議員選挙:小池百合子都知事率いる都民ファーストが第1党になり、自民党一党体制だった都議会の構成は変わりました。東京・生活者ネットワークの獲得議席は1という厳しい結果でしたが、今後も、オリンピック・パラリンピックや豊洲移転問題だけを前面に出すのではなく「暮らしのまち東京」を実現するために、生活者ネットワークとして、誰にとっても暮らしやすいまちをつくっていこうと、決心を新たにしました。

突然の衆議院解散・総選挙:森友・加計学園問題隠しのためとしか思えないにもかかわらず、自民党が大勢を占め、ますます、安倍政権の思い通りに事が進んでいきかねない状況を生み出してしまいました。江戸川においてこれまでも活動していた各地域での市民と野党の共闘が実現しました。急遽、政策協定書・候補者一本化の要望をまとめ、野党統一候補として初鹿明博さんの当選につなげることができました。また、この選挙では、元東京・生活者ネットワーク代表で参議院議員だった大河原まさ子さんが「立憲民主党」北関東ブロック比例で当選しました。国会議員をもたない地域政党である生活者ネットワークにとって、国政とのパイプ役を務めてくれる私たちの声の代理人です。国との交渉の場である「市民のテーブル」のために活動してくれるものと期待しています。

今年は、いよいよ憲法改定に歩をすすめようとする政権に対して、私たち市民が自分のこととして考えていく年にしていかなければなりません。憲法は身近な生活に密着したものなのです。市民の声を反映させるために今年も議会活動・地域活動に精一杯力を注いでまいります。江戸川・生活者ネットワークへのご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。

江戸川・生活者ネットワーク  代表 藤居阿紀子   運営委員会