篠崎ビオトープで貴重な生き物・植物に触れる!

 7月20日(月、海の日)は、江戸川・生活者ネットワークと生活クラブ生協が共同で毎年行っている「生き物環境調査」の日でした。朝から30度を超す暑い日でしたが、子どもたちを含む約20名で、ビオトープを管理している「みずとみどりの寺子屋」の重杉さんを講師に調査活動を行いました。

 4グループに分かれて、チェックポイントを見つけます。今年は雨が多く例年以上に育ち、背丈以上のアシやエノコログサのなかを分け入ると、重杉さん作成のクイズが・・・

「この植物の名前は春紫苑と書きます。何と読むでしょう?また、この植物は大正時代に日本に入ってきたものです。どこの国だと思いますか?」  正解はハルジオン、アメリカでした。

当時はヨーロッパからの輸入が多かったのですが、ハルジオンは、北アメリカが原産の植物だったとのこと。オリエンテーリングのようにビオトープを探索しながら、ポイントをチェック、最後に、重杉さんに回答と解説を聞きました。

 ここには、多くの植物・昆虫・鳥類・魚類などが生息しています。      

タナゴとシロエビ  調査後は川へ返しました。

最後に、網にかかった魚を分類、子どもたちは、カニやタナゴ、ウシガエルの大きなオタマジャクシ、ザリガニなどに直接触れて、大はしゃぎでした。この調査の結果については、毎年、各地域の生活クラブと生活者ネットワークでまとめて公表しています。