第一回定例会にて「江戸川区立学校設置条例」の改正に反対した理由

 第一回定例会において、鹿本幼稚園を廃止する「江戸川区立学校設置条例の一部を改正する条例」(議案第33号)に反対した理由は以下のとおりです。

 鹿本幼稚園には現在、発達障がい児のための中央育成室が併設されていますが、幼稚園廃園後は発達障がい児(者)のための支援センターをつくることになっていました。しかし、今議会では、発達障がい児の増加により、今後、中央育成室の拡充のために使用すると、これまでの説明と異なることとなりました。保護者や地域には、4月になってようやく回覧・チラシなどでお知らせしている状況です。そもそも園児募集の停止が、住民説明から3カ月と、余りにも短期間であったため、もっと保護者・地域と丁寧に話し合うべき、と意見を述べてきたところです。幼児教育、発達障がい児支援という重要施策を、計画性のないまますすめようとする区の姿勢は大いに問題であり、本条例改正に反対しました。【賛成28:反対13で可決】