レジ袋NOデーの全国一斉調査~江戸川区ではダイエー船堀店で

ダイエー船堀店さん、ご協力ありがとうございました

  10月5日(金)、夕方の1時間、どれだけの方がレジ袋を辞退するか、また、レジ係のスタッフさんがレジ袋削減のため、どのような声かけをして協力を求めているかなどをチェックしました。今回はダイエー船堀店にご協力をいただきました。 

 4時半~5時半まで、2名がそれぞれ2ヶ所のレジを担当し、男女、世代、辞退したかどうか3点をチェック。合計4台のレジを利用した方々の結果は次の通り。 

 

●男性77名・女性184名

●若年64名・中年105名・熟年89名

●辞退者 47名/259名中

●辞退率 18.14%  

 ダイエー船堀店では、レジ袋を1回辞退すると、ポイントカードに2ポイント(1ポイント1円)加算されます。8月の辞退率は24.4%で、7月より0.3%アップしていますが、この日は意外に少ない結果となりました。 

 お店の壁などにはダイエーの環境方針や江戸川区のマイバッグキャンペーンのポスター、レジ前の天井には、マイバッグ持参を呼びかけるボードが掛っています。当日はマイバッグ持参を呼びかける店内放送はありませんでしたが、土日には2時間に1回放送しているとのこと。レジ袋を辞退する方用に、レジにて、買い物かごに不要カードを入れるしくみになっているためか、店員さんからの協力への声かけは余り聞かれませんでしたが、辞退した方へのお礼はきちんとしていました。レジ付近でのマイバッグ販売もありませんでした。 

 日本では年間300億枚のレジ袋が使われており、原油に換算すると55万kl以上。マイバッグという代替案により削減は可能であり、ヨーロッパ、中国、韓国などでは有料化がすすんでいます。日本でも、レジ袋を有料化しているお店では、辞退率は7割を超えています。ごみゼロをめざす、今年の「東京23区とことん討論会」では、事業者から「有料化することでサービスの低下ととらえられないか」との不安が語られましたが、参加者からは「事業者が率先することで広がる」とのエールが送られていました。また、レジ袋を商品として陳列し、必要な人は買うべきという「有料化より、無料配布禁止にすべき」との意見もありました。