第三回区議会定例会において反対した発議案とその理由

●新たな経済対策を求める意見書(自民党発議
 本文の主な内容は、公共事業費を維持・拡充せよ、というものです。私たちは、産業構造の抜本的な転換こそが必要であると考えます。土建型国家に逆戻りするなど、国民が望んでいることではありません。

●高齢者のための新たな医療制度に関する更なる議論を求める意見書(自民党発議) 
 高齢者のための新たな医療制度確立に向けて、現政権は精力的に取り組みをすすめている最中です。地方から適切な提言をするわけでもなく、単に「更なる議論を求める」ために意見書を提出するなど、自治体議会の取る態度としては意識が低すぎると考えます。

●田中健議員に対する再度の辞職勧告決議(自民党発議)
 高速道路料金の不払いを助長したとして、同議員が道路整備特別措置法違反容疑で平成18年に逮捕起訴された時点で、江戸川区議会では同年12月に問責決議、彦根簡易裁判所での判決を受けて19年6月には、議員辞職勧告決議を行っています。同じ事件について、議会として2度の決議をする必要はないと考えます。