「篠崎ビオトープ」で生き物環境調査

 

ウインナーのような植物の名前は?

 27日(日)午前、江戸川河川敷の篠崎ビオトープにて、生き物環境調査を行いました。江戸川区の花火大会を8月2日(土)に控え、花火会場にほど近いビオトープも、花火による延焼が起きないよう、刈取りが済まされた直後のタイミングでしたが、「えどがわ自遊学校~みずとみどりの寺子屋」重杉浩さんのリードにより、暑さにも負けず、楽しく有意義な調査活動となりました。 

カニはどこへ行った?

 「篠崎ビオトープの自然を見てみよう!夏の巻」というプログラムのもと、ビオトープ内の5つのポイント地点には、問題が書かれた立て札が立てられていました。参加者は、用意された解答シートを手に、チームで相談しながら答えを記入しつつ、ビオトープを一周できるようになっています。その後、みんなで答え合わせ。講師の丁寧な解説に参加者はうなずくことしきりでした。 

 その間、ビオトープに仕掛けられた網にはたくさんの水中生物が。網を上げるや子どもたちや参加者から歓声が。かかったのは、ミナミヌマエビ、スジエビ、ギンブナ、ウシガエルのオタマジャクシ、タイリクバラタナゴ、モツゴ、タニシ。たまたま通りかかった親子連れも興味をそそられ、ここから参加することに。(そのお父さん、タープやシートなど、最後の片づけまで手伝ってくれました) 

・ギンブナは、関東ではメスしか見られず、他の種類のオスと交わる。

・ウシガエルは特定外来種なので、見つけたら勝手に移動させず、必ず連絡する。

・ナツアカネは体と尾が赤く、アキアカネは尾だけが赤い。アキアカネは、夏の間、避暑のため山へ大群で移動し、また帰ってくる。

・全体が赤いショウジョウトンボが、最近上流側から都心に戻ってきている。

観察して答えを出す。ネット検索する奥の手も?

 

 そのトンボを、参加した子どもたちのために、大人が網で追いかけるも、なかなかうまく捕れません。捕まえたのは1匹のみ。そのトンボの中でも珍しい形や動きの「チョウトンボ」を重杉さんが、先週の21日、江戸川で30数年ぶりに確認したとのこと。羽が広く、羽の色は黒、その先端だけが白く、スーッと飛ばず、ひらひら飛ぶなどが特徴で、下流域で見られるのはとても珍しいとのことです。 

 子どもたちは、身近な自然を満喫し、「絵日記に書くことがいっぱい」と、満足そうに帰っていきました。次回は春の観察を予定しています。

仕掛けた網を引き上げると・・

とてもきれいなバラ色のタイリクバラタナゴ