化学物質対策が大きく前進か!

新村いく子の質問に前向き答弁

2月25日(水)の本会議で、新村いく子が一般質問に立ちました。
質問内容 
1.子育てに関して
●乳幼児の保護者の現況と支援を必要としている人 たちの実態について
●一時保育の実施について
2.化学物質対策について
●有機リン系薬剤の使用について
●区の施設における薬剤使用について
●薬剤使用に関する区の指針策定と活用について
※質問については、新村いく子のHPをご覧下さい。

☆区の化学物質対策については、今後に向けて大きく期待できるものでした。
シックハウス症候群や化学物質過敏症などの健康被害が問題になって久しく、生活者ネットが、都内全体で行ったアレルギー調査からも、30%の人が病院で治療を受けていることがわかっています。まさに、現代社会における深刻な問題であり、未然防止の観点から予防原則を取り入れた対策が必要です。
現在、区の施設における害虫駆除や消毒に使われている薬剤は施設によって違い、その選定や管理は委託の清掃事業者に任されています。さらに、区役所などでは使用を削減してきた、青少年や子どもに対する影響が懸念される有機リン系薬剤が未だ使用されています。こうした事態は、区としての管理責任が問われるところであり、統一見解のもと薬剤の使用指針を策定したうえで、担当課が責任を持って指導・管理することを提案しました。

区長の答弁は、有機リン系の薬剤使用については、再度調査して改めさせるべきと考える。全体のことについては、健康部が担当してすすめていく。(正確な文言は会議録が作成されて確認します。)これまでも、街路樹の薬剤散布や、学校改修時の建材など化学物資対策を提案してきましたが、江戸川区全体の化学物質対策が大きく前進するのではないかと期待しています。