葛西臨海水族園を視察しました。 1,400本の樹木の行く末は?
7月20日(木)東京・生活者ネットワーク都議会議員の岩永やす代を通して、現在の水族園と建て替えの予定地とされている芝生ひろばと淡水生物館周辺を視察しました。ネット上では、臨海水族園の建て替え時に1,400本の樹木を伐採して太陽光パネルを設置するという話が広まっていました。東京都のホームページや都議会の議事録などをみても、どこにもそのような記述はなく、実際はどうなのかを視察を通して確認することにしました。
当日は、水族園の副館長と都の建設局の職員の方に説明いただきました。詳細は環境のコーナーで述べますが、単純に1,400本を伐採するのではなく、樹木医が診断し、移植できるものは移植するという計画だそうです。ただ、樹木の移植は簡単にできるものではないので、どのような計画が立てられているのかをチェックしていく必要があります。太陽光パネルも新たに造られる水族園の屋上に設置されるものだそうです。ほかにも、移設が予定されている場所にある淡水生物館は、現在のような環境を造り上げるために10年間以上もかかるとお聞きしました。貴重なこの淡水生物館は残してほしいと思います。