9月27日(火)の「国葬」に反対します。
9月27日(火)安倍元首相の「国葬」が執り行われます。世論調査でも「国葬」に反対する国民が多数を占めるなか、閣議決定された「国葬」が挙行されようとしています。
江戸川・生活者ネットワークも斉藤区長と蓮沼教育長に「国葬にあたり、弔旗や黙とうを求めないこと」について要望書を提出しました。(9月8日)
要望書全文
2022年9月8日
江戸川区長 斉藤 猛 様
江戸川区教育長 蓮沼 千秋 様
「国葬での弔旗掲揚や黙とうを求めないことについての要望書」
江戸川・生活者ネットワーク
伊藤ひとみ
本西光枝
9月27日に実施すると閣議決定されている安倍晋三元首相の国葬については、複数の世論調査で反対が賛成を上回っています。生活者ネットワークは、故人の政治的評価を結果的に国民に押し付けるものになるとして、国葬に反対することを8月6日に表明しています。
岸田首相は、国民に弔意表明を強制することはしないとしつつも、各府省庁の弔旗掲揚と葬儀中の定時刻の黙とうをすることを葬儀実行幹事会で決定しました。地方公共団体や教育委員会などに対する弔意表明の協力要望も行う予定はない、としていますが、東京都はすでに7月12日の葬儀の際に弔旗掲揚を都立高校に求めたことが明らかになっています。
学校は子どもたちの育ちと学びの場であり、多様な価値観の中で自らの考え方を形成していくことを保障しなければなりません。旧統一教会と政治家との関係が解明されていない中で、教育現場に弔意の強制を求めることはあってはならないと考えます。
また、中立な立場で住民のために働く区役所職員においても同様です。
よって、国や東京都からの要請に応えるのでなく自治体や教育委員会独自の判断であったとしても、区関係施設や学校での弔旗掲揚や黙とうをしないことを要望します
私たち、生活者ネットワークは全体で、国葬に反対しています。 東京・生活者ネットワークが出したステートメントはこちらhttps://www.seikatsusha.me/blog/2022/08/06/20225/