区民の安全は守られるか?!新型コロナウイルス感染についての緊急要望書提出
江戸川区では、毎日300人もの新規感染者が報告されています。人口が役70万人と多いとはいえ最近の若い方々への感染数の多さは、やはり脅威です。予約枠の追加については広報えどがわ臨時号やHPでもお知らせしていますが、なかなか行き渡らないようです。自宅療養や、家族内感染を不安に思っているという方々の声があり、緊急要望書を提出しました。要望書全文は下記のとおりです。
2021年8月18日
江戸川区長 斉藤 猛 様
江戸川・生活者ネットワーク
伊藤 ひとみ
本西 みつえ
【新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望書】
8月17日時点の江戸川区の感染者情報を見ると、自宅及びホテル療養中の方は1,142名、状況確認中が59名となっています。ここからは、何名の方が自宅療養で何名の方がホテル療養中なのか、状況確認された方がどうなるのかはわかりませんが、このところ毎日300名を超える感染者が出ている江戸川区として、どのような対策を講じているのでしょうか?
「感染が急拡大している」と区のホームページにあるように、現在、感染力の強いデルタ株が猛威を振るっている状況にあります。区民のなかには、職場で濃厚接触者と判明し、自宅待機を要請された方が、2週間経っても保健所からの連絡がなく、PCR検査も受けられないという声も聞こえてきます。医療機関において公費でPCR検査が受けられる体制になっていることをもっと周知する必要があります。
国や都は、医療崩壊を招きかねない状況から、自宅療養にシフトする状況になっていますが、自宅療養者は、家族内感染を防止することが難しい状況であることに加え、現状は状況について聞き取り調査を行うのみで、事実上の医療難民状態に置かれているといっても過言ではありません。状況確認を速やかに行っていくことが必要です。
江戸川区として、これ以上感染者を増やさないために、陽性となった場合、全員が隔離される事が望ましいのはもちろんですが、家族内感染を防ぐためにも、ホテルや施設を感染者の病床用に借り上げて、感染者の見守りが徹底される環境を整えることも必要です。
以下3点要望します。
- 陽性者への速やかな状況確認の実施
- 濃厚接触者となった方への速やかな検査の実施
- リスクの高い人を含め、ホテル等療養体制を整えること