区民が彫り上げた「江戸川区原爆犠牲者追悼碑」 

この追悼碑は「原爆の図」で知られている丸木伊里さん、俊さんが墨で直接描いた下絵を200人もの区民がノミとハンマーで40日かけて彫り上げたものです。

「白い鳩の中に朱色の母子の図」は、広島・長崎で犠牲になった母と子どもが鳩になって、世界中に平和を訴えて飛んでいる姿を表しているのだそうです。

7月18日(日)原爆犠牲者追悼式が行われました。江戸川ネットも幹事団体として、毎年、千羽鶴を仲間たちと折って献納し、参加しています。

献花をする伊藤ひとみと本西みつえ

 

新型コロナウイルスのために、昨年に引き続き、会場を使っての式典は行わず献花のみの式でした。

 

追悼碑の横には、被ばくしたアオギリ二世が大きく成長しています。被爆地以外で、公立の公園に、このような碑が建てられているのは、全国でも珍しいことだそうです。碑に向かって手を合わせると広島・長崎の方に向かう形になっています。みなさんも、平和への願いを込めてこの碑を訪ねてみませんか。