ごみ拾い大作戦! 釣りのルアーからソファーのクッションまで!

11月12日(日)船堀橋の少し上流、荒川河川敷でクリーンエイドの活動をしました。お天気には恵まれましたが、台風の影響での強風のせいか、軽いプラスチックごみが川岸に吹き寄せられていたようです。

プラスチックごみの破片の数、ペットボトルや空き缶の数などを調査用紙に記入していきます。「こんなにレジ袋があったんだ!」とか「ペットボトルもすごいよ!」とみんなびっくりしていました。また、流れ着いている生活ごみを見て、私たちが出しているごみについて考えるきっかけになったという方もいました。

 

現在、海には5兆個のプラスチックごみが漂っているという調査報告があります。東京都も海ごみ対策に力を入れています。2050年には、さかなの数よりプラスチックごみの方が多くなると言われています。(都のパンフレットはこちら)東京湾に流れるごみを減らすためにも、今後もクリーンエイドの活動を続けていきます。10月4日(水)に行った「レジ袋辞退調査」での辞退率は20.6%と昨年とほぼ同じ割合でした。最近はレジ袋の有料化も進んでいます。ごみ拾いでは、劣化したレジ袋を拾うのにいちばん苦労しました。トングでも指でもしっかりつまめないのです。これが海に流れ出して海に漂うプラスチックごみの原因になります。燃やすごみと資源ごみにきちんと分類する。使わなくてよいプラスチック製品はなるべく使わないようにするなど、ふだんの生活の中で意識することがたいせつです。                               

 

 

 

 

 

ごみ拾いのあとは、投網で捕れたスズキやボラ、シロエビなどを子どもたちに見せながら、荒川に生息しているさかなの話をしました。最後はみんなで持ち寄った具材を使っての豚汁でランチ、ごみ拾いのあとの豚汁の味は最高!でした。