教育委員の任命に反対しました~第1回区議会定例会
第1回区議会定例会が2月21日(火)開会しました。
初日、「江戸川区教育委員会委員」の任命同意議案が諮られ、江戸川・生活者ネットワークは反対しました。(反対は生活者ネット2名のみ)
教育委員は人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有する人の中から区長が任命しますが、それには区議会の同意が必要です。任期は4年。今回は、4名の委員のうち、任期満了の2名について、男性の1名が再任、女性の1名が交代することになりました。
私たちが反対した理由は、男女のバランスを欠く委員構成となるからです。
生活者ネットワークは、議会に女性議員を増やすこと、政策決定過程への女性の参画を拡げることを重要政策としてきました。昨年11月発表した「2017東京政策」においても、「女性の人権をまもる」項目の中に掲げています。
今回、唯一の女性委員が男性と交代することになり、江戸川区教育委員会委員4名はすべて男性、教育長も男性ですから教育委員会は男性だけで構成されることとなりました。2001年から09年までは女性委員が2名、そのあとも1名は女性であったことを思うと、江戸川区教育行政の体制としては大きな後退です。
よって、唯一保護者枠で入っている男性委員の再任は賛成とし、新任の男性委員には反対しました。