キムチづくりに挑戦~冬来たりなば春遠からじ
12日の成人の日、生活クラブ運動グループ江戸川地域協議会では、キムチづくり講習会を行いました。講師は、現在韓国で暮らす、江戸川の生活クラブ元まち委員長・鈴木あゆみさん。
私たちが加入する生活クラブ生協の活動を視察するなど、日韓交流を持つ「ハンサルリム生協」で活動する中で、キムチづくりの極意を学んだ鈴木さんからの直伝とあって、メンバーが勢ぞろいしました。もちろん材料は「ハンサルリム生協」と「生活クラブ生協」の消費材です。
鈴木さんは、キムチの作り方を、まず絵本で紹介してくれました。韓国の子どもたちは、キムチづくりをみんな絵本で学ぶそうです。
「キムチづくりの文化」は、「和食」とともに、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。料理としてだけではなく、地域で冬に備えて大量のキムチをつけ込む風習が、分かち合いや自然との共生の大切さを示していると評価されたものです。キムチを食べて、寒い冬を乗り切り、万全のコンディションで4月を迎えたいものです。
<材料>
・白菜大2株~3株 ・塩 1kg(1/2株に対し大さじ4) ・ 大根 1/2本 ・ネギ(ワケギ)1本 ・にんにく2玉 ・しょうが 1つ ・米粉 500g ・だし汁 2㍑ ・アミの塩辛 200g ・魚醤 100~150ml ・人参 1本 ・リンゴ 2玉 ・ニラ 1束 ・唐辛子 500g
<道具>
・大きなボウル ・ビニール手袋 ・大きなたらい 又は 大きなトレイ ・ヤンニョムを塗るとき用のお盆
<つくり方>
①白菜を水で洗い、1/2または1/4に切り、塩をすり込み、5~6時間(一晩)おく。
②塩漬けした白菜を一度水でさっと洗い、水けをきっておく。
③大根を千切りにし、塩を軽く振る。ネギ、リンゴも千切りにする。
④水に米粉を入れ、泡立て器で溶かしながら火にかけ、焦がさないよう中火でトロっとするまで熱する。
⑤ニンニクとショウガをみじん切りにする。
⑥冷ました④に⑤とアミの塩辛、魚醤、唐辛子を入れ、よくかきまぜる。
⑦ ⑥に野菜を入れ混ぜ(ヤンニョム)、白菜に塗り込む。
⑧容器に隙間なく詰め込み、入れる。