荒川での長年の取り組みが表彰されました

  私たち江戸川・生活者ネットワークは、荒川クリーンエイドを18年間継続してきたことに関して、

佐藤代表(左)から賞状を受ける古川

NPO(特定非営利活動)法人荒川クリーンエイド・フォーラムから、2月15日の2012年度報告・連絡会において功労者賞をいただきました。

 荒川クリーンエイドのクリーンエイドとはclean(きれいにする)+aid(助ける)の造語で、荒川の河川敷の様々な場所で、ごみを拾いながら、川のごみや水質、自然回復などの問題を考え、自然を取り戻そうとする活動です。上流の秩父市から下流の東京湾に至る流域を市民団体、学校、企業、自治体などが連携して1994年から活動を開始、NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラムが事務局を担っています。

 江戸川・生活者ネットワークは、環境問題を解決する地域活動の一環として1995年から江戸川区、船堀橋右岸流域のクリーンエイドを行ない、それ以来2012年まで毎年欠かさず秋に同じ場所で活動を実施してきました。とくに子どもたちに身近な環境に関心を持ち、環境保全や自然回復に参画して欲しいということもあり、地元のガールスカウトに声をかけて、一緒に荒川クリーンエイドを行なっています。清掃活動、ごみや水質調査の他に投網で捕獲した魚などの生き物を確認したり(確認後リリースします)、お昼には現地でつくった豚汁を食べながら参加者同士の交流を図るなど、楽しさを交えた活動にしています。

 21会場で開始された荒川クリーンエイドは、今や年間100会場、1万人以上が参加するようになってきたということです。江戸川・生活者ネットワークは、2013年度も荒川クリーンエイドを秋に実施予定です。ぜひ、一緒に活動してみませんか。(運営委員/古川久美子)

  第二部パネルディスカッションでは、荒川下流河川事務所長、住友生命CSR推進室長とともに、江戸川ネットの稲宮須美が市民パネリストとして参加。東京都の新しい公共モデル事業を実施している小松川自然地がどのようになってほしいか、市民参加の利用と管理をどのようにすべきか、その課題についてなど、それぞれの立場から意見を交わしました。その報告はこちらから。