「荒川クリーンエイド2011」実施報告

拾いきれない、切りがない!

このあと、マイ箸・マイお椀で、豚汁をいただきました。お疲れさま!
このあと、マイ箸・マイお椀で、豚汁をいただきました。お疲れさま!
 前日の雨でお天気と会場のあしもとが心配でしたが、カラリと晴れ、クリーンエイド日和。例年通り、区内のガールスカウト215団の小学生たちも含め、総勢30名での活動となりました。

  行ったのは4つ。
 ① 数を数えながらゴミを拾う。
 ② 拾ったゴミのなかのペットボトルの種類分けし、それぞれ数を数える。
 ③ 水質調査
 ④ 荒川の水生生物の紹介

  「今年の散乱ゴミは、いつにも増して非常に多かった!」というのが参加者の感想。
9月のあの大きな台風の影響とクリーンエイド前日、前々日に降った雨、風の影響か、河原や干潟に大量に集まってしまっていました。目立ったのはペットボトル! 今年のテーマが「マイ ボトルdeゴミ拾い」 。きっかけは、昨年と一昨年のゴミ数ナンバー1がペットボトルであったことです。クリーンエイドの参加者がマイボトルを持参することで、ペットボトルを買うことを控える行動にむすび、結果ゴミを減らそうというねらいです。

 もう一つ目立ったのが粗大ゴミ。ブラウン管のテレビがごろごろと5台も! まだまだ出てくる冷蔵庫、タイヤ、自転車の枠の部分、桟橋の脚注のない上の部分、木材などが干潟に打ち上げられていました。

 これらの光景を見た参加の子どもたちは、「ゴミが多すぎてびっくりだし、拾えきれない!! ここまでゴミを捨てに来るのは大人なんだと思うと悲しくなります」と感想を書いていました。

 上流から流れてきたにしても、捨て方のマナーを守らない大人の身勝手さを子どもに見せてしまっていることを受け止めなければなりません。

                   (江戸川ネット環境部会・原田真佐子)