こうした中、さる6月11日には、全世界で「6.11脱原発100万人アクション」が開催され、日本国内でも140か所の地域で、それぞれにアクションが繰り広げられました。江戸川区では、「NPO法人足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ」が中心になり、「えどがわ未来ウォーク」を開催し、若い家族から反原発運動を長年つづけている方まで、約30人が集まりました。
<アピール文>
東京電力福島第一発電所で発生した事故は、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故に匹敵する大惨事となりました。そこで分かったことは、原発の安全性は虚構であり、原発に頼ったエネルギー政策や地球温暖化は、原発事故に伴う放射能汚染などの被害を賠償するため、税金の投入や電気料金の値上げを考えています。自分たちの起こした事故のしりぬぐいを私たちがさせられるのはおかしいです。まず、必要なのは、電力会社・政府・経済産業省等の官庁による原発推進システムから脱却し、人の手でコントロールできない原発を手放すことではないでしょうか。
<ウォーキングコース>
12時に葛西駅に集合し、全員で記念写真を撮りスタート。途中の地点では、放射線量の測定をしながら歩きました。
○葛西駅 → 東京電力エコプラザ(施設は閉館しており、屋根に太陽光パネルが設置されたままになっている。)→ 滝野公園・原爆犠牲者追悼碑 → リユースショップ「エコメッセ元気力発電所」(足温ネットが実験的に設置した、太陽光発電の電気をキャパシタに蓄電したものを夜間照明に使っている設備がある。)→ 船堀駅 →東大島駅(東京都交通局が、駅エコとして、駅舎で風力、太陽光発電、雨水利用など小規模だが行っている。) →
荒川河川敷 → 市民立第一発電所(お寺の屋根に、足温ネットが、5.4キロワットの太陽光発電を設置している。)
ウォーキング後は、お寺の会議室にて懇談会をしました。
※ガイガーカウンターを利用して放射線測定をした結果、荒川河川敷では、この日の最高値である0,9μシーベルトを観測。・・・詳しくは今後アップします。