江戸川ネット学習会「国民投票ルールを学ぼう」開催報告

憲法の改正は国民投票でしかできない。9条をどうするか、今こそ真剣に議論しよう。

 11月16日のタワーホールの407会議室は、講師の今井一氏の関西弁弾丸トークと、多くの参加者による白熱した議論で、寒い北風も吹き飛ばすような熱気にあふれた。
 憲法改正は、国民投票によってしかできない。そのルールをまっとうなものにし、憲法を、9条をどうするのか、国民一人ひとりが真剣に考える第1歩にしたい。今までの解釈憲法でいいのか、自衛隊をどういう組織にするのか、護憲派、改憲派と大雑把に分けられた言葉で、思考停止になっている現在の状況を変えましょうよ。と熱く語る今井氏。現在、国会で議論されている国民投票法のルールは、今井氏のこれまでの功績によって、かなりまっとうなものになるという。
 海外の国民投票や、国内で行われている住民投票などの事例も紹介してもらい、「人」ではなく「事柄」を決めることのできる国民投票が、通常の選挙といかに違うかを学ぶことができた。
 日本で初めて行われるであろう『国民投票』は、まだ、多くの人に知られていないのが実状である。江戸川ネットでは、この学習会をスタートにして、ていねいな取り組みを重ねていきたい。