全国スーパーマーケット環境調査報告会
7月28日(日)にタワーホールにおいて「NPO法人 環境市民コンシューマーグループ」堀 孝弘さんから報告を受けました。
この調査は、昨年10,11月に堀さんからの提案で行われた調査に江戸川ネットも参加。
江戸川区内で、西友江戸川中央店とオーケーストア西葛西店を調べました。
調査の内容は、青果物の大根、人参、ジャガイモ、トマト、たまねぎ、きゅうり、ナス、キャベツ、ほうれん草、バナナの10品目のはだか売り面積比率と点数比率、魚・肉のトレイ以外の売り方はあるか、店頭の資源回収ボックスの設置の有無、サッカー台のロール状のプラスチック袋の設置の有無と適量利用の呼びかけなどです。
今回の報告会は、全国的な調査の結果を堀孝弘さんから説明していただきました。全国的な調査の結果を見ても、江戸川区の調査とほぼ同じ傾向が見られました。青果物売り場のはだか売り率約20%、サッカー台のプラ袋適量呼びかけは129店舗中7件でした。(江戸川区での調査では0件)プラスチックはなかなか減らすことが難しい現状が見えてきます。
少し希望が持てる報告として、ペットボトルの有償回収店が増えており、この有償回収店がもっと増えてくれば、ペットボトルを買った店に返却すれば行政の負担が減る事に繋がるのではないかとのことです。
江戸川区内で調べた2店舗では、ペットボトルの店頭回収は行っていませんでした。この他に、大手のイオン葛西店、イトーヨーカドーアリオ葛西店では、店頭回収を実施し独自の再商品化をすすめています。コンビニなどを含めて多くのスーパーマーケットが、ペットボトルの店頭回収の実施を社会にとって良いことととらえて、実施を検討していくこと。それが行政の収集がより効率的になっていくのではないかと思います。そのためには、区民もリサイクルがしっかりできるように、事業者や行政の説明にある出し方を守らなければなりません。
今年度も「お店のプラスチック調査」を実施するそうです。今年は個人での調査が可能とのことですので、下の二次元ココードから登録し、調査にご協力ください。(江戸川ネット代表 原田真佐子)