新年おめでとうございます。

昨年末は、突然の衆議院解散よる総選挙となり、結果は与党で3分の2の議席数を上回り、安倍政権の継続を追認することになりました。しかし、投票率は52.66%と戦後最低を更新し、2年前よりも6.66ポイントも低く、この選挙結果をもって国民の信を得たものとは言えません。何を問われている選挙なのか?その意味すら理解できない結果がこの投票率に表れており、無駄に税金を使うだけの、まったく意味を持たない選挙だったのではないでしょうか。年明け早々、このような暗い報告から入らなければならない状況であることをしっかりと胸に刻み、今年のスタートを切りたいと思います。

江戸川・生活者ネットワークは、2014年の年頭で公約したとおり、江戸川区議会最後の一年を生活者ネットの原点に立ち返り活動をすすめてきました。原発事故後の地域における放射能問題、清新町、小松川の小学校統廃合問題、すくすくスクールの補食問題、また、すでに議論が始まっている江戸川区庁舎移転問題など、「それゆけ!タイム」として地域の皆さんとともに問題の共有を図ってきました。こうしたことを積み重ね区議会本会議、予算特別委員会や決算特別委員会での質問につなげてきました。

今年、4月26日が投票日となる統一地方選挙が行われます。

江戸川ネットは1990年3月に設立し、1991年の江戸川区議会議員選挙で初めて区議会議員を当選させ、95年には2議席獲得、以後2期8年の交代で5人の議員を誕生させてきました。今年の4月の区議選では、前回の選挙で失った議席の回復、さらに議員のローテーション(2期8年の交代)を実現するために、新人2人「本西みつえ」「伊藤ひとみ」の擁立を決定しました。 

地域の問題や課題は、ひとり一人の生活とも密接につながっており、すべてが区政の問題です。東京の地域政党として長年に亘り実績を作ってきた「生活者ネットワーク」は、それぞれの自治体の中で、市民の信頼を得て活動をつづけてきました。これまでの政策課題などを確認し、新たな「基本政策」を作りましたので、ぜひご確認ください。

今年も、皆さんからのご支援を江戸川ネットにお寄せくださいますようお願い致します。