15万人を越える死者を出したスマトラ沖大地震は、あたらためて津波の怖さや、災害対策の問題、国際間協力のあり方など、さまざまな課題を投げかけました。国内でも、昨年の中越地震の経験から、さらに災害対策の強化が求められています。私たちは、このような天変地異も含め、地球の環境が劇的に変化していく世紀に生きていることを改めて感じています。今後も地球温暖化の影響で、異常気象などの災害が発生することが予想されています。自然の驚異の前にあきらめるのではなく、事前に災害被害を少なくするための事前の予防策や、事後の緊急対策を地域からつくっていくことが必要です。また、被災地に対する国境を越えたNGOの速やかな支援は、まさに市民力として心強さと希望を感じます。
今年、江戸川・生活者ネットワークは、東京をだれもが安心して暮せるまちにするために、都政に向けた政策を大きく打ち出していきます。
今年もよろしくお願いいたします。