2月18日(金)本会議の一般質問でいなみや須美が質問した内容
1.区立小中学校給食費の公費会計化について
学校の会計管理は、公費として予算執行される公費会計と、学 校徴収金で執行する私費会計の2種類がある。給食運営費及び給 食用具購入費などが区の義務経費として公費で、それ以外の食 材費は保護者負担費用で私費扱いになっている。
私費となっているものには、修学旅行や教材調達などのための 積立金、生徒会費、PTA会費などがある。すべてを公費でまかな えない現状がある中、公費と私費の区別があることについては 甘受しなければならないが、区が統一の額を設定している食材 費を学校単位の私費扱いにしておくことは適切なのか疑問。
①食材費の流れが不透明 ②責任の所在が不明確である。(滞 納者などの問題)③使い込みなど会計事故がおきやすい状況に ある 以上のことに加え学校現場の負担軽減と同時に、事務の 効率化も図れることから、区の一般会計に組み込む公費化を検 討していく必要があると考える。
(答弁)食材費は、お金の性格上、教材費など個人的なものと同 じだと考える。区は各校で給食を作る自校方式で、合理的な取 り扱い規程を徹底していき、滞納者への対応をしていく考え。
よって、公費とする考えはない。