2019年 新しい年の幕開けです!

江戸川・生活者ネットワークは、昨年8月、日本の安全保障と切り離せない沖縄の基地問題について、現地で沖縄市民の声を聞き、沖縄の基地問題をめぐる、戦後の歴史、普天間基地移設と辺野古基地建設の現状を確認するために沖縄の視察を実施しました。

米軍ヘリからの落下物事件、米軍機の墜落事件、基地と隣接している小学校では、米軍機が通過するたびに校庭の児童が避難しなければならない現状、そして普天間や辺野古などについて沖縄で平和運動に携わっている方々のお話を聞いて、日米安保条約、日米地位協定がいかに不当なものであるかを実感してきました。

12月14日に、沖縄市民の意向とは裏腹に、辺野古の埋め立てが開始されました。江戸川・生活者ネットワークの視察時には、9割ほど終了していた護岸工事の内側の辺野古の真っ青な海に、砂が投入され、茶色く染まっていく海を、報道で見ながら「この国の民主主義はどこへ行った!?」と改めて強く感じました。地元沖縄の市民の声を無視し、自然を壊し、アメリカの思惑に追随する様子は、この6年間続いている安倍一強政権の縮図です。しかし、この政権をつくりだしたのは、まぎれもなく国民です。

江戸川・生活者ネットワークは、国政についても、地域でできることを市民のみなさんとともに活動してきました。沖縄の問題についても、改憲の動きについても、市民のみなさんと一緒に週末を利用して、区内の各駅で署名活動や練り歩きなどを行ってきました。これからも、みなさんと一緒に声をあげていきます。

江戸川・生活者ネットワークは、政治を他人任せにしないことをモットーとして活動しています。小さな声にも耳を傾け、議論をすることが民主主義の基本です。

羽田空港の飛行機発着増便問題、ブラックアウトを回避するための地域での自然エネルギー創出、自分たちのまちを自分たちでよくしていくために必要な行政の持つ情報の公開についてなどの学習会を通して、地域のみなさんと課題を共有し意見交換を続けてきました。また、伊藤ひとみ・本西みつえは、議会が終わるごとに議会報告会を開き、地域の課題について議論をしてきました。

今年、4月21日(日)には、統一地方選挙が行われます。

本西みつえ     伊藤ひとみ

江戸川・生活者ネットワークは「暮らしと政治を近づけたい」と1990年に設立した政治団体です。1991年に初めて江戸川区議会に議員を当選させてから、2期8年で交代し、7人の議員を送り出しています。これは多くの市民が議員を経験し、行政の仕組みを知り、交代したのちにその経験を市民活動に活かすための仕組みです。

伊藤ひとみ、本西みつえは、この4年間の経験を活かし、2期目に向けて、地域でみなさんの声を聞き、議会につなげるために、再度区議会議員候補として挑戦するという新たな決意をいたしました。

江戸川・生活者ネットワークは、安倍一強政治によって民主主義の根幹が犯されようとしている今こそ、大勢の市民のみなさんとともに、政治を自分の身近なこととして考え、行動していきます。

今年も、江戸川・生活者ネットワークへのご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。

江戸川・生活者ネットワーク 代表 藤居阿紀子 江戸川・生活者ネットワーク運営委員会