中学校道徳教科書展示 始まっています!

新しく、教科としてカリキュラムに導入された道徳、小学校では今年度から教科としての道徳が始まっています。思春期にある中学生にとってどのような教科書がよいか、ご自身の目で見てみませんか?

実際に、検定を通過した8社の教科書すべて道徳の教科書を手に取ってみることができます。

2019年度~2020年度中学校使用教科書(「特別の教科道徳」)採択見本本の展示

昨年採択された小学校の道徳教科書

期間: 2018年6月1(金)~14日(木)

開催時間: 午前9時00分から午後9時30

中央図書館【2階】 小岩図書館【3階】

小松川図書館【3階】 葛西図書館【1階】

西葛西図書館【1階】 東部図書館【1階】

篠崎図書館【3階】

昨年は、小学校の道徳の教科書が採択されましたが、「それゆけ!レポートvol.112」で指摘したように、特定の政治家を取り上げたり、経済的に成功した人物をお手本にするべきと記載されていたりする教科書であり、東京都内では武蔵村山市と江戸川区だけがこの教科書を採択しています。文部科学省の「義務教育諸学校教科用図書選定基準」に違反していることも懸念され、昨年度の委員会で区の考えを質しましたが、区はあくまで検定をとおっているのだから問題ないという姿勢でした。

そもそも、内心に関する「道徳」を教科化すること自体問題があると考えるものですが、心も身体も大きく変化する中学時代に子どもたちが接する教科書です。ぜひ、展示会に行って実際に目を通し、思うところがある方は、意見を書きましょう!