それゆけ!タイム~「小松川の新しい中学校」第2回報告

 6日(日)、小松川さくらホールにて、「小松川の新しい中学校」をテーマに、江戸川ネットミニフォーラム「それゆけ!タイム」を実施しました。小松川千本桜を擁する地元では、当日は自治会や各団体のお花見会が行われたこともあり、参加者は6名でしたが、活発な意見交換がなされました。 

  東京都の再開発事業の一環として、小松川に初めてできる新しい中学校については、これまでは、小松川平井連合町会役員や小松川二中の校長・PTA会長など学校関係者、及び小松川第二小学校長など12名により構成されている「小松川第二中学校改築懇談会」が3回開かれ、主に、学校施設などで今後も残したいものなどについて話し合いが持たれていたとのこと。今夏以降、校舎の設計に入ることとなり、2016年度着工、2018年度開校の予定です。 

 そこでまず、3月に公表された「江戸川区立小松川第二中学校改築基本構想・基本計画(案)」の内容を共有しました。

「校舎は幅の広い設計にしたほうが安定する」

「コンクリートの強度が重要」

「自家発電のためには、太陽光パネルだけでなく、荒川沿いの高台の立地を活かし、風力発電はどうか」

「紙パック牛乳をびん牛乳に戻して、びんのリユースをすすめてはどうか。びんの保管庫も確保できる。環境省がすすめるびん牛乳モデル事業も検討できるのでは」

学区域はそのままで、今度は平井の子どもたちが京葉道路を渡って通学することになる。将来的に、京葉道路で学区を分けることを考えれば、生徒数が減るのは必至であり、そうしたことを当初から勘案したほうがいいのではないか」

などの意見がありました。 今後の協議の場で提案、確認

左の盛り土の上に小松川第二中が建設される。延べ床面積10200㎡。4階建の予定。

していきます。

 新中学校はスーパー堤防の上に建設されます。以前スーパー堤防化された、近隣の旧小松川第二小学校跡地では沈下が起きた実態を受け、ここでは、さらに地盤をしっかり固める工法がとられました。まち側へのなだらかな盛り土にするのが基本形ですが、車道と舗道をふさいでしまうため、ご覧のとおり、城壁のようになっています。