東京ネット定期大会・江戸川ネット定期総会報告

 

江戸川ネット事務所隣りの市民共同事務所「小松川市民ファーム」にて

 38日(土)は、東京・生活者ネットワーク定期大会が、9日(日)には、江戸川・生活者ネットワークの総会が開かれました。

 2年に1度開催する東京ネットの大会では、昨年行われた都議会議員選挙や参議院議員選挙、また、新ネットとして設立した葛飾ネットが取り組んだ区議会議員選挙の結果を受け、活発に議論がなされました。

 今後2年間の方針として、最も重要な20154月の統一地方選挙に向け、新たに登場した政党などからも多くの立候補が想定される中、何よりネットとしてぶれない姿勢を明確にアピールすることが重要であると確認されました。

 来年に向けた運動方針では、(1)原発ゼロ!環境優先・食もエネルギーも地産地消2)福祉と医療の連携で、安心の地域をつくる (3)地域で次世代を育てる。若者・女性の雇用と参加で地域活性化! (4)議会改革をすすめる (5)憲法を活かし平和・市民自治を実現する、この5つの柱が決定され、調査活動や地域活動をすすめていきます。

  翌日の江戸川ネットの総会では、2013年度の総括として、各選挙の応援のための活動の他、地域活動では、主に「逃げ遅れる人々」の上映会、「脱原発」をテーマとした「おしどりマコ&ケン講演会」や小松川自然地・里川プロジェクトなど、他団体と連携した活動に精力的に取り組み、議会での提案に繋がったこと、また、今後の政策に生かすことができたことなどが評価されました。

 設立24年目を迎える2014年度の活動方針のメインは、何と言っても来年4月の区議会議員選挙に関連することです。2議席の獲得をめざし、生活者ネットワークの基本姿勢を明確に打ち出しながら、地域でのミニ集会、調査活動、また、ひとり一人との対話も大事にしながら活動をすすめることが確認されました。 

≪江戸川・生活者ネットワーク 3つのルール≫

1. 議員は28年でローテーション(交代)します。

2. 議員報酬は個人のものとせず、市民の活動資金として使います。お金の流れは公開します。

3. 選挙はすべてカンパとボランティアで行います。

 政治への直接参加の層を広げるため、江戸川ネットは24年間、この3つのルールを実行してきました。

 市民政治団体・生活者ネットワークでは、日常的にカンパ、東京ネット発行の月刊情報紙「生活者通信」の購読(年間1000円)を呼びかけています。ぜひ、みなさまのご協力をお願いいたします。

【ゆうちょ銀行 口座番号)00170-6 番号)763600 口座名)江戸川・生活者ネットワーク】

                                

                                代表  藤居 阿紀子