東京都「新しい公共の場づくりのためのモデル事業」

市民活動団体「江戸川ネット」も地域5団体のひとつとして参加

江戸川ネット主催「荒川クリーンエイド」(2011年10月)
江戸川ネット主催「荒川クリーンエイド」(2011年10月)
 生活者ネットワークが政策に掲げてきた「新しい公共づくり」は、行政だけでは実施できなかった、また、十分でなかった領域に、市民・NPO・行政・企業などが連携するしくみをつくり、新しい『公(おおやけ)』をつくりあげようというもの。

 民主党政権になって、『新しい公共』の動きが活発化する中、今年度、東京都も「『新しい公共』の担い手となるNPOなどの自立的活動を後押しし、その拡大と定着を図る」とし、助成事業を展開しています。

 これを受け、昨年末、区内のNPO法人「荒川クリーンエイド・フォーラム」が「小松川自然地へのアダプト制度導入事業」を提案、助成事業として採用されました。

 公共財である河川を『里川』と称し、市民や事業者が美化活動や管理を行う制度を導入、地域住民らが自然に親しみながら、自然環境が守られるしくみを創造する事業です。

 江戸川ネットは「荒川クリーンエイド」が創立される17年前から、小松川自然地での清掃活動・自然観察を続けてきたことから、本事業に係わる地域連携5団体の一角を担い、「中土手に自然を戻す市民の会」 「下平井水辺の楽校」 「江戸川区土木部」とも連携して本事業に取り組んでいきます。

 みなさんもどうぞご参加ください。