新しい年が始まりました。

2012年元旦、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

2011年を振り返ってみると、1月は、江戸川・生活者ネットワークとして、4月の統一地方選挙に向けた大事な一年と決意も新たにスタートしました。3月、メンバーがそれぞれ事務所や仕事場などで大地震に見舞われ、東日本大震災として過去最大級の地震による被害が東北各地に及ぼされ、何より福島第一原発の事故は日本全体を震かんさせました。4月の選挙は、この大震災の影響を強く受け、人々の社会に対する不安や不満があらゆるところで噴出する状況の中で行なわれました。江戸川ネットの選挙結果は、2議席から1議席減という厳しいもので、大勢の方々の期待を裏切ることになったと真摯に受け止めています。

9月から、生活者ネットの活動の原点に戻り、防災をテーマに「政策ゼミ」の活動をスタートさせました。生活者ネット独自の市民参加による議会質問づくりの手法で、4ヶ月間に亘り、ワークショップによる討議、行政ヒアリングの実施、また学習会への参加など、延べで100人以上の参加によるゼミを行なうことができました。12月の第4回定例会で、会派の代表質問に立った新村いく子の防災対策に関する質問につなげることができたことは大きな成果です。今後も、さまざまな参加型の活動をすすめていきたいと考えています。
また、現在、江戸川ネットは「原発都民投票」のための直接請求運動に積極的に関わり、活動をすすめているところです。エネルギーの大消費地である東京都に暮らし、原発による電力の恩恵を受けてきた都民として、今回の原発事故を重く受け止めるべきだと考え、都民投票によって原発の是非を決めることをめざしています。脱原発に向けて、都民投票はその第一歩にすぎませんが、一人ひとりが大事な決定を下すことが大きな力にもつながると考えています。ぜひ、みなさんと共に「原発都民投票」を実現させていきたいと思いますので、大勢のご参加を期待しています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。