全国市民政治ネットワーク2010交流集会開催

 8月27日、28日の2日間、全国市民政治ネットワークの交流集会が開催されました。北は北海道から南の熊本県まで10都道県に、全国に生活者ネットワークと同様の理念のもとで活動している団体がネットワークし(名称:全国市民政治ネットワーク)、2年に1度の総会と交流集会を開催しています。今年は東京で開催され、全国から2日間で延べ300人が集合し、講演会と分科会が行われました。

 今年のテーマは「地域主権改革」に係る地方議会の課題です。現在の新政権下では、地域主権戦略会議が設置され、橋下大阪府知事はじめ地方自治体関係者や有識者が加わり、昨年1月には地域主権改革に係る行程表(原口プラン)が決定しました。以後、地域主権改革関連の法案が審議されているところです。その内容には、条例制定権の拡大、一括交付金化、直轄事業負担金の廃止などが盛り込まれ、基礎自治体への権限の移譲がすすめられることになっています。

「大事なことは市民が決める」をめざして、自治体議会に関わってきた生活者ネットワークの力をさらに発揮できる環境が整備されてきているといえます。
2日目の3つの分科会では、●調査活動 ●議会改革 ●元気になる活動 が報告されました。来年の統一自治体選挙に向け、市民とともにまちづくりの政策を策定し、元気に全国各地で「今こそ出番だ!!ローカルパーティ 〜地域の時代〜」と元気に活動をすすめていくことを宣言しました。