参議院選挙への取り組み

 1月から始まった今国会は、6月16日、会期末を迎える中、自民党が内閣不信任案を提出し与党の反対多数で否決。参議院では、首相の問責決議案などが出されましたが、与党は本会議開会に応じず廃案となりました。
 今国会では、審議されるべきさまざまな重要法案があったにもかかわらず、昨年から引きずってきた鳩山前首相、小沢前幹事長の「政治とカネ」の問題に加え、沖縄普天間の移設問題が決定打となり、首相、幹事長ともども辞任に至りました。この間の新政権に対する信頼は大きく失われ、新たに発足した新内閣への評価もできない状況で、大事な参議院選挙に突入という事態になりました。
 
昨年の衆議院選挙では、生活者ネットワークの国政方針に基づき、民主党と政策協定を交わし政権交代を実現することができました。多くの市民が政権選択した結果の政権交代でもあります。私たちは、その後の実績や課題の評価をきっちり行ったうえで、参議院選挙の取り組みをしていく必要があると考えます。
 「大事なことは地域で市民が決める」と明言してきた生活者ネットワークは、現在、法制化がすすめられている「協働労働の協働組合法」やNPOバンクの法制化などを大きな第一歩と考え、政治の場にも多くの市民が登場できる政治改革をすすめていきます。また、国政の場においても二大政党化の流れより、さまざまな政策議論や政策協議による意思決定が可能な政治状況を作り出すべきと考えます。

東京・生活者ネットワークの推薦者
東京選挙区・・・小川敏夫(民主党)
比例区・・・円より子(民主党) 
      保坂展人(社民党)