都議会議員選挙を終えて

→杉並での駅頭遊説に参加する新村(右端)と稲宮(その隣り)

この10年の石原都政への審判を下す東京都議会議員選挙が終わりました。
結果は予想どおり、石原与党といわれる自公は過半数を割り、民主党が大躍進。非自公が66と過半数を超え、都議会での勢力図が大きく変わりました。

その一角を占める生活者ネットの結果は、ネットの都議会議員発祥の地・北多摩二区(国立・国分寺)で、3期務めた現職から新人・山内れい子へのローテーションを成功させて議席を死守。12年前、池田敦子から大西由紀子へとつないだバトンを、さらに山内へと渡すことができました。

そして、世田谷選挙区。前回の補選で当選、今期二期目を迎える現職の西崎光子が議席を確保しました。現在、民主党参議院議員で元生活者ネットの都議会議員・大河原まさ子さんのバトンをしっかりと引き継いでいます。

1人区の昭島選挙区で当選した無所属・星ひろ子は、ネット推薦共同候補という形ではありますが、生まれも育ちも生活者ネットワークの元ネット市議会議員です。

江戸川ネットは、杉並選挙区の新人・坪井まり の応援に入りました。3期務めた藤田愛子からのローテーションを目指しましたが、定数6に現職6人を含め11人の候補者が立ち、そのうち女性が半分を占めるという激戦区での議席獲得はなりませんでした。

民主党代表代行・菅直人さんも応援に。草の根の市民派であった菅さんと生活者ネットのおつきあいは30年以上にもなります。地元・杉並の衆議院議員・社民党の保坂展人さんの支援も受け、精一杯闘いましたが、あと一歩及びませんでした。

国政選挙さながらの様相を呈した今回の都議選は、地域政党にとっては大変厳しいものでした。公認・推薦合わせての3議席は、4年前の結果(公認3議席、のちに補選を経て4議席)と同じであり、この状況下では、健闘したとの評価をお寄せいただいています。

新銀行東京やオリンピックより、医療・福祉・教育の充実を図り、暮らしやすいまち・東京の実現のために、生活の課題、地域の課題を熟知している東京・生活者ネットワークは、引き続き石原都政に鋭く切りこんでまいります。

東京・生活者ネットワークが推薦した江戸川選挙区・田の上いくこさんはトップ当選。選挙期間中の6日(月)は、ネットメンバーが一日、田の上さんと区内を回り、支援を呼びかけました。(写真右下・平井駅にて)
今後とも連携をしつつ、議会活動をすすめてまいります。

↓菅代表代行と杉並の商店街を練り歩く。