韓国女性民友会生協が江戸川を訪問

2008年8月1日 17時14分 | カテゴリー: トピックス

韓国女性民友会は、女性の地位向上や社会参加などをめざした社会運動をしている団体です。今回は、女性民友会の生協の女性職員6名が、連携している日本の生協に研修として訪れました。民友会生協が目指すのは単なる購買生協ではなく、事業を通して地域コミュニティづくりであり、職員として組合員活動をどのようにコーディネートするのかということが研修のひとつの目的でした。この研修の中で、江戸川区の状況を視察しました。
 江戸川区では、1980年代に生活クラブ生協の共同購入運動から始まり、地域の生活に必要な機能として、市民自ら生み出してきた生活者ネットワークやNPOの活動が広がりネットワークしています。「地域力・市民力」で培ってきた江戸川の活動を紹介することができました

(訪問した団体の紹介)
★訪問介護事業所「たすけあいワーカーズもも」
 1996年に発足。在宅での暮らしを支えるために、家事援助、介護、子育て支援の自立援助サービスをはじめました。今では、江戸川区から委託された介護保険の訪問介護サービスや障害者自立援助サービス、また新たに始まった育児支援ヘルパー事業などを行っています。NPO法人でありながら、「ワーカーズコレクティブ」という、全員が出資者である、雇われない働き方で事業を運営しているグループです。
★環境NPOエコメッセ「元気力発電所」江戸川店
 「リユースショップ」(再利用する)として、地域の方々から必要なくなった洋服や雑貨類を提供していただき、販売しています。一週間のうち4人のスタッフが交代で店を運営し、お店に買い物に来た人たちと日常会話にも花が咲きます。普通のリサイクルショップのようですが、地域のたまり場としての役割もしています。
 また、売り上げから人件費、家賃、光熱費などの経費を引いた残りの利益から、江戸川区内で地域の市民から寄付を集めて「太陽光パネル」を設置する活動に寄付をしています。
★高齢者の住まい「グループハウスほっと館」
 一人ひとりの生活を尊重しつつ、お互いに支え合い、地域との交流ができる高齢者の住まいです。1階にコミュニティレストランがあり、2階と3階が個室と共有スペースがある住まいです。専従の生活コーディネーターが日常生活をサポート、週に一度の昼食会や、地域の方々が参加して手芸サークル、健康マージャンなども行っています。「ほっと館」を運営している「NPO法人ほっとコミュニティえどがわ」は、その他の事業として「江戸川区熟年ふれあいセンター」(介護予防としてのデイサービス)の事業を受託しています。
★「小松川市民ファーム」
 ここは、地域から広く海外までを活動範囲としている、多種多様なNPOやNGOが事務所を置き活動している事務所です。お互いの交流や協働のイベントを開催するなど、自立した市民の豊かな活動の話を聞くことができました。