「六ヶ所再処理工場」をストップ!

1月27日(日)日比谷野外音楽堂に集合しよう

昨年7月、全国の生協や日本消費者連盟が主体となり「六ヶ所再処理工場に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク」が立ち上がりました。「私たちは、六ヶ所村の使用済み核燃料再処理工場の本格稼動に反対します! 〜豊かな自然、食べ物、そして生命を守る運動を呼びかけます〜」が全国ネットのスローガンであり主張です。最初の活動として、「六ヶ所再処理工場」の本格稼動をストップさせるための署名活動を展開し、江戸川ネットも参加して署名を集め全国ネットに送りました。
1月27日(日)13時からは、全国ネットの活動に賛同した多くの市民団体や個人が、日比谷野外音楽度に集合しアピールすることになっています。また、翌1月28日(月)12時30分からは、国会の議員会館にて集会を開催され、大勢の国会議員に署名を提出する予定です。先日、全国ネットの方と一緒に生活者ネットワークとして参議院会館を訪ね、より大勢の国会議員の参加をお願いするための要請行動を行なってきました。
こうした「六ヶ所再処理工場」の本格稼動に反対する動きは、地元の当事者でもある漁業協同組合や多くの著名人などが広く呼びかけ大きなうねりとなってきていることが感じられます。原子力行政の中で特に問題なのは、高レベルの放射能廃棄物処理についてであり、トイレなきマンションという言い方をされながら、原子力発電所がスタートしたときから解決を見ることなくここまできました。国会質疑の中では、生態系への影響についてのアセスメントは実施されておらず、さまざまな物質が空や海に放出されっぱなしということが指摘されているところです。
私たちは、1986年4月に起きたチェルノブイリ原発の事故で、8000キロも離れた日本にまで放射能汚染が広がってきた経験を忘れることはできません。27日の集会には大勢の方々の参加を呼びかけていきます。