キャンドルデモに参加し、反核・平和 を訴える

 61年前の8月6日、9日は、ヒロシマとナガサキに原子爆弾が投下された日です。原水禁江戸川区民会議が中心になり、区内の組合や市民団体とともに、毎年、原爆犠牲者の追悼と反核・反戦を訴えるキャンドルデモを行っています。江戸川ネットも発足して以来15年、平和人権部会のメンバーが中心となり、毎年参加しています。
 今年は9日(水)6時から、原爆犠牲者の追悼碑が建立されている葛西の「滝野公園」にて集会を行い、主催者や参加団体の挨拶と6日のヒロシマ集会に参加した人の報告などがありました。江戸川ネットの稲宮須美は挨拶の中で、「『戦争のできる国』にされそうな現状において、平和への危機感や戦争への不安が高まる中、大田区や品川区では市民が直接請求した『無防備平和条例』の審議が行われたが「国防に関わる問題」として否決、一方で、武力攻撃やテロ事件というまさに「国防に関わる問題」について、地域ではどのような準備と行動が必要なのかを定める自治体の『国民保護計画』が、市民参加もないまま策定がすすめられている。今日のキャンドルデモは地域市民にできるささやかな一歩だが、将来世代の幸せにつながる一歩でもある。今年も『非核・非戦』を誓いながら力強く歩いていこう」と呼びかけました。
 6時半から出発したキャンドルデモでは、先導車に藤居阿紀子が乗り、シュプレヒコールのリードを取りました。ペンライトを紙コップで包みキャンドルに仕立てたものを手に手に持ち、約100人のデモ隊は、「ヒロシマ・ナガサキの犠牲者の体験を風化させない! 核開発実験は廃止! 原子力エネルギーはいらない! 世界中の戦争を止めさせよう! 子どもたちに平和な世界を手渡そう!」と、声高らかに訴えながら、滝野公園から西葛西駅前の「子供の広場(通称:怪獣公園)」まで行進しました。